漫画で見るホームページのお話。第３話「優秀な営業マンの欠点」

【初稿】2017年03月8日公開　
この記事は2023年9月14日にリライトいたしました。

ここまでお話をしてきた中で「ホームページは優秀な営業マン」だというお話をしました。第3話では「ホームページの欠点」についてお話ししたいと思います。

第１話 漫画で見るホームページのお話。第１話「ホームページは、ないと恥ずかしい？」
第２話 漫画で見るホームページのお話。第２話「ホームページにまつわるお金のお話。」

優秀な営業マン「ホームページ」の欠点

ここまでお話をしてきた中で「ホームページは優秀な営業マン」だというお話をしました。

それでは、今から重要なことをお伝えします。
実は当たり前のことですが、ホームページを作るのが初めての方など気づいていない方が多いのでびっくりすることがあります。

実は「優秀な営業マンは動けない。」ということです。

優秀な営業マンのはずのホームページは自ら動けないのです。優秀なのに。

人間誰にでも欠点があります。
社内ではイケメンで評判のAさんが家に帰るとずぼらだったり。
社内のアイドルB子さんもお酒を飲むと絡み上戸だったり。
そうです、優秀な営業マン、ホームページの欠点は自分では動けないことなのです。

自らお客様のところへ行くということができません。なのでこの欠点を補うために
「お客様に見つけてもらう」もしくは「お客様にきていただく」必要がホームページにはあるのです。

アクセスがないのがあたりまえ

ホームページを作った後の悩みとしては、想像していたようなアクセス数が稼げないことが代表的です。

「見栄えの良いホームページを作ったのに全然アクセスがない。」あたりまえなのです。
「見つけてもらいやすくする」「アクセスしていただく仕組みをつくる」ことが必要なのです。
言い換えれば、宣伝や紹介が必要不可欠なのがホームページです。

逆におおっぴらに宣伝をする必要のないページもあります。

ひとつは、既に知名度の高い企業です。ユニクロを探すのに「安い服 そこそこ シンプル」などのキーワードで調べないですよね。お客様は「ユニクロ」で調べれば一番上に表示されます。（ただしキャンペーンやセールなど、より多くのお客様を呼び込むために広告を出しています。）

もうひとつは、会社の情報を提供するだけのホームページです。はじめからホームページに大きな期待をしていないという場合はそれでもいいでしょう（少し寂しいですが…。)特に商品を売る訳ではないので、気になった方は「○○商事」だとか、それでも見つからなければ「○○商事　金沢市」だとか絞り込んで検索してくれます。

通常のホームページなら十分検索に表示されるはずです。それでも見つからないという場合は、残念ながらそのホームページは根本から見直す必要があります。

ホームページを見つけてもらおう！

では「見つけてもらいやすくする」「きていただく仕組みをつくる」にはどうすればいいのでしょうか？
それは

１、「見つけてもらいやすくする」は、見つけやすい場所に営業マンを配置すること。
２、「きていただく仕組みをつくる」は、営業マンに会いたくなるようにして、営業マンのいる場所を教えてあげること。

です。これを制作会社の言葉に置き換えるなら

１、検索されやすくする。（検索の中の良い場所を確保する）上位表示させるためにSEO対策やSEM広告を実施する。
２、自分たちで広める。メールマガジンやX（旧twitter）,facebook,GoogleMap,Instagramなどを利用して告知したり、その他メディア広告で告知、口コミが広がるような工夫をする。
と言い換えられます。２なら比較的自分たちでできますが、１は専門的な知識と技術が必要になります。

「作った上にまだお金がかかるのか・・」と心が折れそうになりますが、ホームページで集客や営業をしていくためには、どう運用していくのか必ず盛り込む必要があるのです。

まとめ

ホームページは24時間365日休まずにあなたの事業のことを紹介してくれる優秀な営業マンですが、「検索されやすくすること」と「自分たちで広めること」が必須のツールです。どの手法が良いのかや、どんなSNSが良いのかは、状況や目標、予算など様々な要素があるのでなんとも言えませんがまずはできることからやってみることをお勧めします。