ゆずA看板用ポスターデザイン

近江町の定食屋ゆず様のメニューをデザインしましたで、前回ご紹介させていただきましたゆず様のA看板のポスターを3種類デザインさせていただきました。お店の前に置くものと、通路に置くものになります。

キャッチコピーは「いただきます金沢。いただきます近江町。」

キャッチコピーはクライアント様へのヒアリングの際に、近江町の素材を中心とした料理や金沢名物も全て手作りしていることを聞き、素材に感謝を込める意味も込めて「いただきます」というフレーズを使いました。また観光客に向けても、金沢の名物と近江町の食材を使った料理どちらも楽しんでいただけることをPRする目的です。

今回のポスターのデザインの役割

写真を沢山並べたものは、クライアント様のメニューを変更したことで今まで埋もれていたメニューにもスポットライトをあてるため。メニューでは大きく紹介できなかった能登の古代米を使用していることもしっかりと伝えました。クライアント様の店舗は入り口から中が見えにくいこともあり、お席の案内と店内から近江町を見下ろしながらお食事ができることをアピールいたします。それぞれ配置する場所を打ち合わせ時にご提案させていただきました。

今回のポスターを作る上でのポイント

今回のポイントは当たり前ですが、お客様の目線になることです。近江町での客層はほとんどが観光客なので、観光客が不安になる要素をなくすべきであり、店内が広々としていることは入り口からはいまいち判断がしづらく敬遠していたお客様の不安をとりのぞく事につながります。ただ定食屋であるクライアント様は市場の方等の常連の方も多い。なので、この方たちに、さらに深く愛されるようなお店を目指すことが大切であると考えました。今までビジュアルがわからなかった料理を紹介し、よりファンになっていただこうと考えました。また、配置する場所を打ち合わせで事前に決めておき、それぞれのお客様の行動を想定し内容を考えさせていただきました。クライアント様には大変喜んでいただけました。
加賀旬菜近江町の定食屋ゆず

この記事を書いた人
松尾雅由

松尾雅由

MASAYOSHI MATSUO

株式会社ARTMIXTURE代表取締役。MacromediaのFlash5に魅了され、Web制作の世界に飛び込む。コーディング・Webデザイン・CM制作・サウンドロゴ制作などクリエイターとして活動。2015年にリリースした予定管理アプリPixelSchedulerは現在も全世界で利用されている。2021年まで専門学校の講師なども勤める。プロフィール詳細はこちらをご覧ください。